かささぎ流五行針術

 華山針断院
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四象体質分類表(For Professional)


  For  Professional
四分類 太陽人 少陽人 少陰人 太陰人
肌目
筋肉 プルプル ピチピチ プニプニ ムキムキ
四象脈 浮短 中滑 沈緩 弦長
針と深さ 細・浅刺 細~中・浅〜中刺 細〜中・中刺 細〜太・中〜深
常用配穴
(他に疾病がなければ、これだけでも効果は充分)
臨泣
太衡

○肺・大腸の機能が高いため、気が多いので浅刺が有効。体質分類を知らない方でも過去に1度や2度、異常に敏感な患者を経験した事が有るかも知れないが、恐らく太陽人でしょう。
○奇想天外な行動を取るため、生活管理がしにくい面がある。
○2007年度9月現在3名受診。
一例は、重い皮膚疾患。いままで皮膚病には大変なりにくいと考えていたため、衝撃を受けた。
20年来の病状ですが、解決の糸口をみつけ、改善傾向。
某国立病院で特異体質からくる原因不明と診断。四象体質分類からすれば、その様な診断はむしろ当然。
臨泣
大鐘もしくは
排便が良なら復溜

○脾・胃が強いため、成長期は強度の便秘を呈することが多い。
甘味過多は要注意。また、薬局・知人にすすめられ人参を服用している場合があれば、禁忌。
○性別を問わず、刺針に際し、息を止め構える傾向有り。
先の事を気にするのは、少陽人の特徴。
太白
足三里


○脾・胃が弱いため、軟便傾向。
○うつ状態を持つ人は、豊隆が虚している。これをしっかり補えば豊隆の虚に起因するうつ状態は顕著に改善します。
又、甘味を必要とする体質ですが、太白、足三里を補う事で、ケーキ・チョコ・菓子等の暴食は減る。
合谷
太衡


○便秘と下痢を繰り返すことが多い。
気少血多のため気の至りが遅いので、太目の針で深目の刺針が必要。
○マッサージ・指圧で強刺激を求めるのはこの型。(当院ではマッサージ・指圧は当然していません。)
○一旦肝胆が痛むと長引く。特に、火形太陰人は、痛みに対する感覚が希薄で、忍耐力が強いため重症に陥り易い。
燃え尽きるまで活動するので健康管理が不可欠。
外関について 外関単独で使用する場合、排便が機能している事が使用条件の1つになる。
要注意穴
(筆者はほとんど使用しない)
太渕
(肺気不宣を起こす可能性有り。)
太都・解渓
(便秘・黄疸を起こす。)
復溜
(水満が有る場合、水気凌心を起こす。)
曲泉
(肝風内動を起こす可能性有り。
高麗人参
(現存する生薬では
最強の強壮力を持つ)
相わない。条件整理が必要。 要注意
(ほとんど相わない。)
単独・大量・長期使用は禁忌。
とても相います。 適度に相う。
附子 相わない。 相うが要注意。 相わない。用法には最大の注意が必要。 適度に相う。

この表は、予断による偏見を助長するものではない。


人格を支配するものは「心」(シンと発音)で、四象分類は、人格の善悪を判定するものではありません。


原典(東医寿世保元)では、哲学的にもっと深く言及しているが、


ここではあくまでも簡略化し、予断が起こりにくい配慮をしたものです。


年の経験をもとにまとめたが、四象をさらに、八卦、十六、三十二、六十四まで分類することが可能といわれています。


その上、霊枢の25分類を乗じると、最大1600分類が理論上可能になる。


筆者自身は、四象×陰陽(2)=8×五行(五種)=40分類が実用の限界です。


占有率においては、大規模な調査が必要ですが、太陽人においては、やはりまれで、筆者自身の治療経験でも過去、六人位です。


国別・地域別に統計を作ってみると、面白い傾向が出るのではないかと期待しています。


今後は、徐々に修正・加筆を行いたいと思います。


又、引用させていただいた俳優・歌手・運動選手の方々に敬意を表するとともに、厚く御礼申し上げます。


分類の正解率については、限りなく100%に近いと考えています。


長島茂雄氏に関しては、十数年前にK氏よりご指摘いただいた通り、太陽人と判断いたしました。


当時、木形少陰人と考えていましたが、どうしても辻褄が合いません。ご教示ありがとうございました。


注:五臓六腑とは、生理機能を陰系統5種、陽系統6種に分類したもので、器質的な臓器そのものを指しているのではありません。


この概念は、東洋医学における最大の特徴で、西洋医学の生理学の枠を大きく超えています。




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